2020年に初めてまち歩きガイドさんの研修を担当させていだきました。
その時は、コロナ渦で、
いつもお仕事でご一緒する旅行会社様が日本遺産のガイドさんの研修をすることになり
とりえず講師を探しているけど、専門学校の講師もしているなら、やってみない?
って感じの、ノリだったような、、、。
講座の内容についての打ち合わせでは
福井県でこれまでに受講したガイド研修の感想についてや
私が思うガイド研修はこうなんだけど、、、。
みたいなお話をしたのが、今となれば懐かしいです。
その時の、担当者さん(旅行会社さん)が、内容も全て任せてくださり
ガイド研修を担当させていただいたのが初めてでした。
それまでは、ガイド業といってもバスガイドのみで
まち歩きガイドはボランティアガイドさんの仕事と思っていたのですが
研修を担当することになり、まち歩きガイドを実際やってみると
まちの中には、
いろんな説明看板や石碑がたっている
歩くルートを考え、案内を考えて
なかなか奥が深い感じました。
バスガイドの研修は
バス会社に入社するとすぐにテキスト(ガイド教本)が渡され
バスの走行ルートにそって話す案内が書いてあり
案内について学習を始め
お寺の中などの案内の内容がテキストにかかれているので
テキストを基に勉強をし、案内をする。
【バスガイド教本】
バスガイド全盛期は会社ごとのオリジナルテキストがありました。
今は廃版になってしまいましたが、全国版のトラベル出版という
バスガイドの案内用のテキストも販売されていました。
現在は、すべて廃版のため、オリジナルバスガイド教本の販売も行っております。
まち歩きガイドさんの場合は
しっかりしたテキストなどはないことが多く
名所のパンフレットや、歴史講座などに参加して
ガイドさんが勉強して、ご案内をしていることを知りびっくりしました。
人によって案内の内容が違うとか
案内のポイントが違うなどの問題がある団体さまには
まち歩きテキストの制作をおすすめしています。
それぞれの団体様ごとのオリジナルテキスト制作も行っています。
まち歩きガイドさんが、
新聞記事や昔のパンフレットを参考資料として使われていることも多く
博物館やお寺などにお願いして
まち歩きの際に使用する資料などの整備もさせていただいています。
これまでのバスガイド経験から
現地でのガイディング研修は得意ですが
まち歩きガイドさんの今後の継続的な活動の為には
テキストの整備も大切なことのひとつと思います。
ガイド団体さんごとにかかえる課題も違い
日本遺産のストーリーを案内に活かしてほしい
ガイドさんの団体はあるけど、需要がなく活躍の機会がない
我が町でガイドツアーをできるような場所ありますかね?
ガイドさんのガイド案内の質を向上させたい
ガイドが案内する際の、まち歩きのルートを決めたい
ガイドさん同士の交流を図り、モチベーションを上げたい
地域の行事を盛り上げるためにガイドツアーをしたいけど、どうしたらよい?
など、お悩み様々ですが、
福井県のガイドとして、
福井県の観光の規模や重要についても考えながら
地域の悩みに寄り添う研修をご提案させていただきます。
お気軽にお問合せください。